数値がやたら細かい『キャンピングカー販売総額、過去最高の526億2577万円 2019年』2020.7.13 Mon 18:30。なんで万円単位。

こちら、キャンピングカーの話になりますが。

ショーとかで見てると華々しいのですが実態として製造業者は零細メーカばかりです。吹けば飛ぶような泡沫企業ばかり。ライン製造なんて行い得ない家庭内手工業ばっか。工場も田舎の辺地にある。土地の安いところに掘立小屋みたいな作業所建てて1台か2台を注文ごとに作り続ける、我が国ではそんな世界であります(もうちょっと大きなのもありますがスケール的にライン化は無理であってイメージ的に同じ)。

開発者や製造スタッフもごく一般の市民。博士号所得者はまずいない。それどころか大学卒もあやうい。順調に売れてるのに労働者の賃金は(収入は)都心のサラリーマンのそれに満たないような金額である。ところがそんな世界が日本の製造業において計算上無視できないスケールとなってきている。

昨年度の販売はきわめて順調。そして今後のコロナ後の世界においてはキャンピングカーは他者との接触頻度を減らせるため旅行手段の主流となるかもしれないのだ。

この革命がおおよそ(高)学歴とは無縁の世界で始まったことに産業界は気付くべきです(もちろん私は学歴は方向によって効果的で有用と考えますがその向きが社会のニーズと直に合致するわけじゃない。ニコンは極めて高学歴でしょうがそこの開発する30万円の重く高性能な一眼レフより世間的に無名で株式も公開してない泡沫企業の開発する300万円ちょっとのキャンピングカーを世間の人々は喜ぶのである。日本のゲーム産業もこんな感じで泡沫企業から始まった。ニーズはそのときまで見えない。そんな世界が世の中を動かすのである)。

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キャンピングカー販売総額、過去最高の526億2577万円 2019年

2020.7.13 Mon 18:30

https://s.response.jp/article/2020/07/13/336531.html

日本RV協会は、キャンピングカーユーザーと業界の現状をまとめた「キャンピングカー白書2020」を発行。同協会員が販売したキャンピングカーの販売総額は、過去最高の526億2577万円となった。

2019年の国内キャンピングカー保有台数(日本RV協会員のキャンピングカー事業者が出荷した台数と輸入した台数の合計から廃棄台数を差し引いた数値)は前年比6.1%増の11万9400台。2005年の調査開始以来、増加が続いている。

また、同協会員のキャンピングカー製造メーカーが2019年に生産したキャンピングカーの出荷台数は同14.3%増の6445台となった。内訳はキャブコン1819台(同10.0%増)、バンコン2069台(同11.1%増)、バスコン85台(同49.4%減)、キャンピングトレーラー46台(同4.2%減)、その他26台(同188.9%増)、8ナンバー以外2400台(26.6%増)。前回の白書では、年間の国内生産台数が5000台を超えたが、その後、2年で6500台に迫る数値となった。ここ数年続いている増加傾向だが、近年は、さらに勢いを増していることが分かる。

同協会員が販売したキャンピングカーの販売総額は、過去最高の526億2577万円(同23.9%増)となった。内訳は、新車(8ナンバー)が322億7994万円(同17.8%増)、中古(8ナンバー)が138億8795万円(同24.0%増)、新車(8ナンバー以外)が48億9928万円(同16.5%減)、中古(8ナンバー以外)が15億5860万円(同16.0%増)となっている。新車の平均販売価格は、8ナンバー登録車両は2019年798万円/台、2018年732万円/台、2017年715万円/台、2016年621万円/台。8ナンバー以外はそれぞれ、204万円/台、309万円/台、260万円/台、352万円/台となった。

キャンピングカー購入ユーザーの職業は、会社員が前回調査比0.5ポイント減ながら35.7%で最も多く、続いて、定年退職者が同2.5ポイント減の26.0%。前回調査では、3.1ポイント増の28.5%となっていたが、その勢いは弱まりつつある。以下、会社役員13.3%(同2.4ポイント増)、自営業12.7%(同0.6ポイント減)、その他4.2%(同0.3ポイント増)と続く。これまで、退職した人の増加により、時間を気にすることのない長期型、自由な行動の周遊型行動が増えると予測していたが、現役世代の保有率が高まることで、仕事をしながらも、生活の中にキャンピングカーを取り入れる、新しいライフスタイルも生まれようとしていることが分かる。

《纐纈敏也@DAYS》