「天皇陛下のお客さま」として歓迎できる? 香港動乱で…習近平主席「国賓来日」に異論続出 佐藤正久前外務副大臣「もろ手を挙げて歓迎できる状況でない」 第2の天安門に!? 香港デモ 2019.11.20

私も完全に同感です。

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天皇陛下のお客さま」として歓迎できる? 香港動乱で…習近平主席「国賓来日」に異論続出 佐藤正久前外務副大臣「もろ手を挙げて歓迎できる状況でない」 第2の天安門に!?香港デモ
2019.11.20
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191120/for1911200003-n1.html
 香港は戦場・弾圧地獄と化したのか-。「自由民主」「人権」「法の支配」を求める学生らのデモ隊が立てこもっていた香港理工大学に、武装した警官隊が突入したのだ。大学構内には依然、500~600人が残っており、今後、中国人民解放軍の介入も懸念される。中国をめぐっては、沖縄県尖閣諸島周辺への艦船侵入や、邦人の多数拘束など問題が山積している。中国の習近平国家主席は来春、「国賓」として来日する方向だが、与党内からは異論も出ている。「ヒゲの隊長」こと、参院自民党佐藤正久前外務副大臣は「4つのトゲ」を抜くべきだと主張した。
《死者が出る可能性のある警察による実弾による強制排除は絶対に避けないと。日本政府にも、その旨、働きかける。自制と対話による解決を求める日本政府のスタンスとも合致するはずだ》
 佐藤氏は18日、自身のツイッターで、こう発信した。
 「東洋の真珠」と呼ばれた香港は、北京政府と香港政府が「一国二制度」を反故(ほご)にするような政策を進めたため、学生や市民らが抗議運動を激化させ、暴力と弾圧の街に変貌してしまった。
 警察当局は、香港中文大学と理工大を「暴徒の拠点」と名指しで批判しており、デモ制圧のため狙い撃ちにしている。
 香港警察は18日朝の突入に先立ち、「武器の使用を含む全ての襲撃行為をやめなければ、実弾で反撃する」と警告したが、デモ隊は、弓矢や火炎瓶で抵抗、キャンパス内に火の手が上がった。衝突で24人が負傷し、うち4人が重傷となった。
 構内には500~600人が残り、「退避しても逮捕されるだけなら、拠点を死守すべきだ」との意見も出ているという。
 「学生らを救おう」との呼び掛けが広がり、同大周辺に集結した数千人規模のデモ隊が警官隊と衝突した。情勢はさらに緊迫している。
 こうしたなか、香港駐留の中国人民解放軍の中に、本来はチベットウイグル自治区などを担当する対テロなどの精鋭部隊のメンバーがいることが報じられている。
 香港の惨状を受け、マイク・ポンペオ米国務長官は18日、「深刻な懸念」を表明した。香港市民は1997年の香港返還に際し保障された自由を求めているだけだと指摘。「中国共産党は約束を守らなければならない」と述べ、暴力的対応を支持する中国政府を牽制(けんせい)した。
 また、米紙ニューヨーク・タイムズは17日、中国当局による新疆ウイグル自治区イスラム教徒少数民族ウイグル族らに対する弾圧の実態が記載された中国政府の内部文書を入手したと伝えた。
 文書によれば、中国の習主席が2014年春に自治区での暴動発生を受けて現地を視察した際、非公開の場で当局者らに演説し、ウイグル族の取り締まりは「テロや分離主義との戦いだ」と位置づけ、「情け容赦は無用だ」と述べて弾圧を督励したという。
 香港の「自由民主」「人権」「法の支配」は、風前のともしびになっている。戦場と見間違えるような香港の危機的情勢は、中国の習主席が「国賓」として来日することにも影響しそうだ。
 前出の佐藤氏は「日本外交は、日米同盟を基軸として、中国との関係も高みに持っていくことが重要だ。朝鮮半島情勢を考えれば日中の連携は大切だ。習氏を国賓で招くことに意味はあるが、あくまで条件付きだ。今は、日本国民がもろ手を挙げて歓迎できる状況でもない」と語った。
 国賓は「天皇陛下のお客さま」である。天皇、皇后両陛下が皇居でお出迎えする歓迎行事があり、天皇陛下との会見のほか、夜には両陛下が主催される宮中晩さん会もある。
 安倍晋三首相は今年6月、来日した習氏と大阪市で会談し、「日中関係は正常な軌道に戻った」と確認し、国賓としての来日を打診した。習氏も基本的に応諾したが、中国絡みの問題は解決されていない。
 そこで、佐藤氏は「4つのトゲ」を抜くことを主張している。
 具体的には、(1)中国に不当拘束された邦人十数人の解放(2)尖閣周辺への中国公船侵入の沈静化(3)日本の農産物への輸入規制緩和(4)香港での混乱・衝突について、日本政府として「自由」と「基本的人権の尊重」「法の支配」の重要性などを訴える、だ。
 中国は、日本に限らず、周辺国・地域にも深刻な脅威となっている。
 来年1月の台湾総統選を前に、独立志向の民主進歩党蔡英文政権を牽制・恫喝する狙いか、中国初の国産空母が台湾海峡を北から南に通過した。台湾の国防部(国防省に相当)が17日発表した。
 台湾国防部は、詳しい日時は明らかにしていない。中国空母は護衛の艦艇を随伴し、日本と米国の艦艇が追尾していたという。
 習氏の国賓来日については、自民党内でも、保守系議員らでつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事=青山繁晴参院議員)が反対する決議をまとめるなど、疑問視する声も目立ってきた。
 佐藤氏は「安倍首相は、日本側の厳しい対中懸念を伝えるべきだ。12月の日中韓首脳会談までがカギだ。今月22日に名古屋市で始まるG20(20カ国・地域)外相会合などでもトゲを1本でも多く抜き、多くの日本人が歓迎できる環境をつくるべきだ」と語った。

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