たま数なくなって大変なことに。FUJIFILM X-T20 劇的値上げ状態。在庫が豊富な NIKON D5600 ダブルズームキットと比較する。

FUJIFILM の旧型機が値上げしちゃって大変です。最初期型とかメジャーなカメラショップでは中古良品は絶滅しました。ほぼ皆無。聞いてみると「出ちゃうんですよー」「こないんですよー」というのです(※特に買うつもりで聞いたわけではない)。

この X-T20 は最新機種ではないのですが、積載している X-Trans CMOS III が名作である。試写して特性を知る必要がありますが、設定を詰めてしまえば相当いける。三脚立てて最低感度で撮るとちょっと驚く画像が出てくる。使い始めて驚いた。5年10年は平気で使える素子なのだ。買ってしまえば大丈夫なのである。これを安く買ってしまった人々は、最安価格で10年もつ機材を手に入れてしまったわけなのである。

※ 逆に言えば三脚である。これ使って完全静止状態で絞りきって撮るまでわからなかった。凄いのだ。X-Trans には良い三脚は必須である。

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ニコン D5600 ダブルズームキット。オートフォーカスが高速な新開発レンズの AF-P つけてこの値段である。最低価格は6万円代で推移。レンズ付きで同時期のX-T20の半額。投売り状態である。性能的に大きな差があるわけではない(※機能的には4K動画に大差あります)。しかしレンズがついてても性能同じでも買わないのだ。

なぜだろう。大きさだ。重さだ。シャッター音だ。ライブビューで撮影不可能なところだ(像面位相差素子がない)。これが面倒くさい感を増長する。運動会撮ったり結婚式撮ったり公園で花を撮るにはD5600でも全然問題ない。お安く買える高性能カメラである。しかしそういうのは既に間に合っているのである。

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※ 投売りしても在庫が残る。ニコンはどうしたらよかったのか。

nikon 1nikon Df、Coolpix A、nikon DL 等のお遊び機種の開発を回避し、D7100あたりから像面位相差素子を導入し、開発余力を残してショックに備えるべきだった。APS-C機をいろいろ発売してますがモデルチェンジしても変わったところはほとんどないのです。このときとっとと位相差素子を投入してライブビュー撮影に対応するものとしておけばよかった。ミラーを外して小型化するだけでミラーレスの誕生です。その技術はもちろんフルサイズにも対応可能である。nikon 1nikon Df、Coolpix A 等には後継機種はない。nikon DL は死産になってしまった。

トップグレードにするはずもないものに開発力を投入する・・

全くの無駄であり絶望への階梯である。その間に SONY や FUJI はトップ機種の開発にのみ邁進してるのだ。差がつくのは当然。完全に判断ミスでありおそらく回復は不可能である。

※ このミスは例えばバブル時のダイハツのセラミックエンジンの開発と同様である。それは基礎技術であり実機に投入するものではない。大学に依頼するようなものである。本業に投入するものは着実な成果が認められるものでなくてはならない。