少年ジャンプ+『純情戦隊ヴァージニアス』(福岡太朗)面白い。傑作では。まるで現代の『やまとなでしこ』(テレビドラマ 2000年10月9日〜12月18日)。

↓ ウメインとバスキューン。

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何の引用もしません。少年ジャンプ+の冒頭に添えられた解説を読むだけでも面白い。

すごいことに全ページ面白いのだ。

絵は下手である。というより省エネである。この省エネがまたいい。ヒロインのピンクなんてヒロイン成分がどこにあるのかわからない。メイクもしてない童顔でたんたんたぬきみたいなのである。だがもちろん物語はそんなのまるで問題にしないのである。

※『やまとなでしこ』は飛行機の客室乗務員(スチュワーデス)の物語でしたが、飛行機に搭乗するシーンはほとんどなく、飲み会での恋話がメインである。ヴァージニアスはまさにそれである。それでいいのである(「目的→達成」の構図となっていない。現代のライトノベルの多くは堀ちえみが主人公を演じた『スチュワーデス物語』(1983年10月18日~1984年3月27日)と同様の達成物語の構図をもっていますがヴァージニアスはそれを否定する。真逆である。子供向けの大人の物語である)。

↑ 敵組織の作戦。素晴らしい。これがヒーローサイドにずしりと効いてしまう。レッドもピンクも混乱の極みに達してしまうのだ。