子供が最初に覚える事。うちの子に限って!の巻き(必読)。フリーライダーについて。

ひどい話だ。ネットへのフリーライドである。あるいはネット以外へのそれである(ただ乗り)。

どれだけその需要があるのか、どれだけ彼らが求めているのか。吉野家の牛丼のフリーチケットの配布の効果をみるだけでわかる。駐車場の入口に交通渋滞が起きるのだ。無料だからである。無料なら客が来てしまう。

ただ乗り文化は大流行なのである。

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スマートフォンを購入する。親からもらう。学校がLANでのみ通信可能なタブレット端末を配布する。

親や教師は望ましい行為としてそれを行う。勉強に使うと仮定してるのだ。自分たちが調べものに多用しているから子供もそうすると判断する。

高いのは通信費である。親や教師はSIMカードが無ければあるいは時間帯によって無線LANの接続制限をかければ子供はネットに接続しないと思ってる。

浅はかだ。子供たちがそこで止まるはずはない。端末は常にアクセスポイントのリストを表示し続ける。それは1箇所じゃないのである。最初は無料のアクセスポイントを求め、コンビニに向かいスーパーに向かって通信費無料のカフェに屯ろする。やがて近隣に並ぶ無線LANを無制限に叩き始める。叩かれる側は気付かない。リアルに音がしないからだ(未知の機器からの接続要求に対してルータが警告音を発すれば被害は減少すると思います)。ルータは接続台数も接続試行回数も表示しない(内部にはある。普段は見ない)。運用時に人間は隔離されている。一時期は無料のアクセスポイント設置のために格安で無線LAN機器が配布される事例もあった。

親でさえ頻繁に見るネットである。子世代においてはその数倍である。SNSやゲームや検索ツールの多用のために常時の接続が求められる。

おもちゃのように無線LAN機器を叩きつづける。ゲームのようにフリーライドを行うのだ。

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親たちが「ネットは危険だからー」なんて子供に語るのは噴飯ものだ。鼻で笑える。当の危険な人物はあんたの子供たちなのである。悪に手を染めてるのはあんたの生徒なのである。原付を手にし公道に乗り出して暴走行為にふけるように、無線LANをただ乗りしてハッキングに夢中になる。他人の番号をこじ開ける。解錠ツールは山ほど存在する。他人のアクセスポイントを経由すれば多少の違法行為なら嫌疑は直接かからない。発信元を誤魔化すTorを用いなくてもアクセスポイントの乗換えだけで大抵の行為は追跡不可能となる。

それが無料で、無制限に、人知れず行えるわけですよ世の中に存在するツールを使えば。

本気でどうしようもないですね。現在の子供世代がバイクの改造や峠道のローリングに乗り出さないのも当然なわけだ。そんなことして悪目立ちするよりもネットでの不法行為の方が警察にも見つからないし実利は大きい。防災放送が日々アナウンスする振り込め詐欺の事例よりはるかに高い頻度で違法や詐欺がまかり通っている。

それが現代という時代なのだ。知らぬは親ばかりなのである。

※親や教師は自分たちが配布する機材、iPadAndroid タブレットがそのまま勉強に利用されると思ってる。この先入観はほんとおかしい。「自分たちが子供時代に勉強で図鑑を使ってきたから・・」完全な先入観である。彼らが関心を持つのは機材そのものとどうして思わないのか。通信回線そのものだとどうして思わないのか。知恵を持つものなら有料の回線を確保するより身元不明の無料の回線を探し回るものだとどうして気付かないのか(←自戒の念を込めて書いてます)。

私は気付かなかった。子供たちの世代でないからだ。多くの親世代もおそらく気付かないのである。