トキ鉄18きっぷとは『えちごトキめき鉄道が「トキ鉄18きっぷ」を発売。「青春18きっぷ」利用者向け』2019年7月15日。熱烈に応援するの巻き。

北陸新幹線の開業で並行する在来線は自治体ごとに分断され県ごとに4社に分かれることになりました。

長野から金沢へと向かう場合、在来線経由では「しなの鉄道」「えちごトキめき鉄道」「あいの風とやま鉄道」「IRいしかわ鉄道」と4社を乗り継ぐ必要があるのです(私の頭の中では「なぜ4社!? 1社に統合した方が経営も運行も合理的なのでは」「分社化しなくてはいけない法律でもあるのか」と疑念が浮かんでしまいます。まあそれはそれとして置いておいて)。

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なんとJRの青春18きっぷと同時運用可能なチケットが越後トキめき鉄道から発売されることになりました。まる1日乗車して1000円。これはかなり合理的である。

こんな感じで4社乗り継げる新券でも発券されませんかね? 学生とか喜んで乗りに行っちゃうと思うんだけど・・

えちごトキめき鉄道が「トキ鉄18きっぷ」を発売。「青春18きっぷ」利用者向け | タビリス

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相模鉄道が11月のJRへの接続に向けて活発な活動とプロモーションを開始してます。関東はとにかく住みやすくなった。自動車は要らない。電車一本でどこまでも行ける。現在は西武池袋線でも乗るだけで横浜まで行けるのです(3~4社間を乗り継ぐことができる)。

ところが並行在来線の分断区間はそのような乗車ができない。接続がない。自治体をまたぐ度に異なる運賃が適用され列車も乗り換えることになる。もともとは国鉄で一本の路線だったのである。

東北本線岩手県に向かったことがありました。盛岡までJRです。その先の地方都市へ行こうとする。第三セクターいわて銀河鉄道線へと乗り継ぐ。

このとき乗車したままでは乗り継ぎできないのだ! わざわざ改札を出て駅舎を替え、別の改札から乗り換える。非合理だ。元々同じJRとして線路を共有していたものたちなのにである。

何故? 乗り継ぎできないのでしょう? 私鉄とJRは関東では乗り継ぎできるのに、地方はその流れに逆行してるのでしょう? なぜ、等しかった組織を解体運用しようとするのでしょう? 第三セクターの運行では益が上がった話を久しく聞かない。息も絶え絶えだ。合理性を唱えながら実態は弱者の切り捨てである。関係者がみな誤った信念を持って動いてるとしか思えない。

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地方の悲しみを首都圏の人々は知らない。4社に分断されたところでは例えば学生は夏期に青春18きっぷを使って他所の県に遊びに行くことはできない。JRの経路は新幹線に限られているからだ。他の交通機関として高速バスもありますがそれらはほとんどが首都圏や関西地域を指向するものである。

乗ったら東京へ着いてしまうのです。ディズニーランドやコミケに行くならそれもありかもしれませんが・・

隣の県に進学就職した友達の住まいを訪れることはできない。関東人が常にしてることなのに。

関東に住む人々が、18きっぷ使って「あの辺まで足を伸ばしてみようかな」みたいな、そんな遊びはできないんですよ。これらの地域では。2つ先の県まで向かうとなると青春18きっぷ1日分の単価を超えてしまう。東京以外への指向を残らず摘み取っている。

いやー次世代が出生しないのも地方が衰退するのも当然ですね。ひどいんだもの。ほんと非道なことしてるんだもの。

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そんな中で発売されたえちごトキめき鉄道の「トキ鉄18きっぷ」を応援してます。長野の子供たちがこれ使って日帰りで新潟の海で遊べたら本当に素晴らしいことですよね(親子で行くのではなく子供たちどうしで自主的に出かけてほしい。私は次世代の形成は子供たちどうしの自主的な活動なくては存在し得ないと思っています)。