東北大学青葉山キャンパス理薬生協書籍販売部に書籍の品揃えをみに行く。すげーわ。RIKADAI とは水準が違う。東北大学万歳の巻き。

東北大学理学部まで仙台駅から地下鉄東西線で直行・・

すごいです。ありえないほど便利。私たちの受験時には小山から仙台まで急行電車で6時間以上かけてた。2日前に前乗りだったのだ。そこから大学までさらにバス。スパイクタイヤの削り出した道路の粉じんを浴びながら凍った歩道を転けないように通りに積もった雪に気をつけながら歩く・・

そんな心配はもう不要。地下鉄の駅とJRの駅とは地下道で繋がれている。内部は暖かい。傘すら必要ない。気温も天候も関係ないのだ。青葉山に向かうのにも現代の環境なら東京からでも新幹線と地下鉄で午前9時に出ればお昼には着ける。着てる服もそのままで大丈夫なんだ。

-----------

青葉山駅で下車する。懐かしの理学部だ。理薬生協書籍販売部に向かいます。私はヘビーユーザだった。本買いまくり。読みまくりの日々です。いい本いっぱいあった。本があって助かった。青葉山の孤立した環境でも本さえあればこわくない(※半分うそです)。とにかく読みまくりました。数多の本たちが私の人格を形成していった。数百冊買ったので投入したお金は100万円にもなる。学生の身分としては大金である(※1980~90年代)。こちらのブログではバイクや自転車について書いてますが、映像や歌謡曲についても書いてますが、お金のかけ方や熱中の度合いでみれば書籍関係が突出していました。これはもう比較にならない。飯を食うように本を貪る。食べるように読むのだ。年間100冊は最低である。バイクも自転車も映像も歌謡曲も大好きですが、書籍に比べたらサブなのです。

-----------

RIKADAI 生協には変な本が多い。下世話な雑誌と流行研究ものだ。いつも失望する。こんなんじゃ俗物になっちゃうんじゃないかな。それとも現在はどこでもこういう認識なんだろうか?

そういうわけで現地視察です。久しぶりに理薬生協書籍部へ。

すごい! すごいです。水準違いすぎる。私からみて高度だなーと思える本ばかりだ。いい本が多い。三省堂より高度である。ここでしかみられない並びである(生物学ではなぜか動物分類に関する本が多い。河田先生である。日本中をフィールドにして生物進化の実際について現地調査するのだ。学生・院生は20歳そこそこで「現場で・ひとりで」調査するのである。主体性の塊でなくてはならない。その主体性の維持を可能とするものが(どんな場所でもたった一人で向かうことを可能とするものが)図書館と購買部に膨大に存在する書籍群である。図書館はもちろん24時間開館しているのである(生協と図書館が並んでるというのがまたいい。何か読みたいなと思ったらそちらに足を向ければいいのである)。

河田先生は北海道の出であり自分が著書を最初に読んだのは『はじめての進化論』(1990)および『進化論の見方』(1989)であった。もちろん東北大学生協で購入したものである。地学系の院生である KOHAMA と KANEKO と一緒に八王子の大学セミナーハウスで行われた進化生物学夏の学校にも参加した。当時はダーウィン的な進化論の実際がリアルタイムで観測できることが明らかになってきた時代であり若い学生が大挙して参加し現場の熱さに猛烈に当てられたものだ。

その後。高校用の理科デジタル教材『理科ねっとわーく』で2005年頃に進化論が予定されていたので入札を行うこととした。もちろん河田先生の路線で行くのである。

NHK高校講座も担当している ICHIISHI 先生を DODGE RAM に積み込んで、カメラとパソコンも積み込んで東北大学に直行だ!

惜しくも落ちてしまった。対抗案は例によって10年1日の如くのかびの生えた教科書的な記載のコピーだ。私たちがしようとしていたのはグッピーの性選択の実際のコンピュータシミュレーションだったのである)。

↓これ。このシミュレータを国家予算で作っちゃおうと考えてました。

◯色覚遺伝子発現の個体差が雌の好みの多様さをもたらす 2018.11.13 09:00

www.lifesci.tohoku.ac.jp

改めて思うわ。

幸せだったんだなー。いい本読めて。本から知識を吸収できて。まさにおれの青春だった。

-----------

生協書籍担当者さんと今回お話しさせていただきました。もう読んでる読んでる!

機械学習から教育関係まで私と話が合うのだ。時流をとらえている。特に幼児教育については「子供たちの読書環境が生涯を決定する」なんてところまでぴったりだ。実はこれはこの5年間で急速に盛り上がってきたテーマである。この辺 RIKADAI の教育関係の研究では全く問題とされていない。永遠に同じ内容を繰り返す。50年前と同じ視点で教育というものをとらえている。しかし米国では既に知識や思考とはどういうものかについて個体の生涯を追跡するレベルでの研究が開始されている。おそらく日本の教育学は遠くなく完全な無力をさらけ出すことになるだろう。

それにしても RIKADAI の KYOJU と話するより話のレベルが上ってなんなのでしょう?

いやーまいったな。最高だ。東北大学最高。