金原 Securities Lending 仮説とは。もしかすると米国株は相当な勢いで下落を続けるだろうことについて(日本株も)。

クリスマスです。米国株がかなりの勢いで下落してるみたいですね。もちろん、日本株もです。

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これは Securities Lending が構築していた壁を破って下落しているのかもしれない。私は仮説としてこの数年間の米国株高は株を売らずにそれを担保にしてお金を借りられる Securities Lending がエンジンであったという判断をしており、この仮説に従えば株高によって二階建てのように現金が市場に還流する。過去の形式であれば所有する株式の株価の上昇でそれを担保に二階建ての信用取引をしていたような資金が、現金として流通を始めるわけだ。それはもちろん他の証券やあるいは不動産等に投入されるのである(生活費等で消費されるわけではないのである)。

これが何をもたらすか。

Securities Lending が開始されてから初の下落である。2月の VIX ショックでは感知できなかった新規の問題である。株価下落は Lend されていた資金の回収を急がせ、株式・不動産等他の証券に投入されていた現金の引揚げが行われる。これはもちろんそうせざるを得ないから必要に迫られて起きるのである。

連鎖的な株価上昇と同じメカニズムで連鎖的な下落が起きるわけだ。現在連鎖的な下落が始まってるとみてよいだろう。

もちろん株価には適正な値があるので(銀行に入金するよりましな価格での配当があるので)価値はゼロにはならないが、その適正値まで落ちる可能性が高いのである。

※いやー相変わらずいいこと書いてるなー。読める人は幸いです。