地球の敵をぶっとばせ。

数あるアニメソングのなかでも特筆すべき出来。ロマンの塊。ガンダムはおろかキャプテンハーロックやブライガーさえ道を開ける。

それが『ゲームセンターあらし』の主題歌です。

-----------

なんというかもう、大好きなんですよ。このアニメが始まったときはもう私は大人だったのですが、当時の青少年向け(中高生向け)に作られてたと思われるザブングル銀河鉄道999やシティーハンターコブラより好きだ。直接に情に訴えかける。主題歌を聴くだけで燃える。「風よ!雲よ!天まで届け!」ですよ。「地球の敵をぶっとばせ!!」ですよ!!

敵をぶっとばすのは主人公あらしである。小学生である。成績はオール1である。ゲーム以外に何もできないのだ。

使う技は反則すれすれである。コンピュータの処理能力を超えた回数の入力を繰り替えしたり、静電気を起こしてマシンをハングさせてしまう。パチ屋の体感機を思わせるような例外攻撃である(※名作マンガ『パチスロひとり旅』は、風来坊を気取った主人公の実体験をつづったような作りになってますが、その背景には著者が少年時代に見た~読んだであろうマンガであるゲームセンターあらしの影響があることは確実です。それ以前の世代には著者と同様の感覚はない。冒険というと自転車やバイクで世界に飛び出してしまうわけだ。サファリラリーみたいに。しかし『パチスロひとり旅』は日本を回ると同時にスロ機に対峙し「これをどうやって攻略してやろう・・」これをマンガにしてしまう。画面と向かい合うのが基本である。見返すとわかるんですが、シチュエーションも絵面も『ゲームセンターあらし』の完全コピーである。主人公が住居さえなくしわずかに残った財産である中古車1台で車中泊を繰り替えしてパチスロで600万円もの借金の返済に励む。もろにあらしの世界観です。もちろんこちらの著者は体感機等を使用するわけじゃないですが、スキルを磨いて機種に向かうシーンは同じだ)。

-----------

この、ヒーローの反対のポジションにある少年が「地球の敵」に挑む。ゲーム以外の人望はゼロである。

ゲームを使って敵と対戦するわけだ!!

ゲームの勝敗がリアル世界の勝敗につながる。敵はある意味怪物たちである。この勝負を託せるのはゲームばっかしてるあらししかいない。勉強ばっかしてる子供たちでは手も足もでないのだ。出っ歯で成績1のあらししか迫りくる地球の危機に対処できないのです。

※いやー『遊技王』に与えてる影響もマックスだなー。すごい作品です。

f:id:losttechnology:20181211214121p:plain

ゲームセンターあらし