本当に本当に素晴らしい『マジンガーZ ED』。これはガンダムもヤマトも勝てないのでは? 歌詞に全く嫌みがなく、少年の心をかきたてる。

少年時代。
私はマジンガー派ではなくゲッターロボ派でした。なのでマジンガーZにはあまり詳しくないのです。この両者は掲載している雑誌が異なるのですよ。ゲッターロボは、原作は同じダイナミックプロなのですが、掲載誌は小学館だったのです。
またマジンガーZがロボットアニメとして最初期だったというのもある。実験的作品でもあったのです。
主題歌の曲調はミディアムテンポであり、なんとなく地味だ。
ロボットの筐体も黒と白であり、スーパーロボットレッドバロンスーパーロボットマッハバロンのようなド派手な色調ではないのです。
ですが大人になって見返し。
「これぞロボット」というものを(機材を)プレゼンテーションするときに、そのBGMとしてまさにぴたりとはまるのは、実際にはマジンガーZの方であった。
マジンガーZのエンディングに敵の姿はない。ロボット同士の戦いを描くわけではない。
しかしマジンガーZのロボットとしての素晴らしさをひたすら提案している。
無敵の力を誇り、未踏の地を開拓する。そこには力の迸りがあればよい。その力が敵に向けられるのか、遥かな旅程に向けられるのか、あるいは未知なる何かに向けられるのか。その部分は実は開かれていていいのだ。ロボットの力を向ける対象を限定していないのである。
私たちは、実は、倒すべき敵がいるからという理由に則ってロボットに乗り込むわけではないんだよね(これは、例えば飛行機についてもそうです。戦闘機は例外的な存在である)。
マジンガーZのエンディングは仲間と手を取り合う構図で締めくくるられる。いまみると本当に素晴らしくて涙があふれてしまったのですよ(制作者の誠実さと良心に気がついて)。

                    • -

マジンガーZ ED
https://www.youtube.com/watch?v=2ZgmJMhAGHk

この音楽であれば汎用の重機もナイスなプレゼンテーションできちゃいますね。