ものすごくいい。酒場ナビ『渋谷「富士屋本店」東京三大立ち飲み その3』投稿日:2018年9月11日。

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○酒場ナビ 渋谷「富士屋本店」東京三大立ち飲み その3 投稿日:2018年9月11日
http://saka-navi.com/archives/24671

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ロバート・キャパ『ちょっとピンボケ』のピンキーのくだりにも似たヒロインの登場にもう涙と感動でいっぱい。
素晴らしいですね。
素朴で純情で素晴らしいですね。
最近のマニュアル書下し風の意識高い系文章とは違ってほんと、素晴らしいですね。
お店に行きたくなっちゃいました。


※追記。
彼の提案する「特殊先輩」。この用語に魂帰た。痺れた。ジャストフィットですよ。形容に値する。目線の高さがそれだ。
昨年。2人の社会人マスターの指導を行った。彼らはいう「昼間から酒飲んでる連中とか云々」。労働者として日々をすごし仕事の打上げに駅前の酒場で景気よくやってるかもしれない人々に、そう悪態をつくのだ(彼らは別個に人々の形容としてその表現を行った)。
よくもまあ言う。
彼らの通っていたDAIGAKUの建物もその人たちが建設に関わってたのかもしれないのに。
各地の保守管理に現在も駆けつけてるかもしれないのに(この人たちがいなくては日本はインフラの維持ができません。9時5時の埒外からその作業を行う。人々の寝てる時間に人々のいない場所で人々のために作業を行うのだ。多くの人々が9時5時の仕事で生活を賄えるのは9時5時以外あるいは都市圏以外あるいは例えば3Kと呼ばれる作業環境で頑張る人々がいる限りにおいてだ。
なのに見下す人々がいる。
この2人は教員と大学職員であった。どういう価値観を子供に提供しているのかと私は心底怒りに震えた。
東京も、労働環境が機械化されてなかったその時代では、彼らが手作業することで建設が進んだんだ。膨大な労働が投入された。マンパワーが乞われた。地方出身の労働者は金の卵として集められた。特殊先輩である。
いま日本に来ている外国人労働者もそれだ。
なのに見下す。あり得ない(もちろん実験もCADもプログラミングも彼らはできなかった)。
特殊先輩。
素晴らしいです。

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『フーテンの寅さん』の新作が過去のフイルムと編集を駆使して公開される運びとなってるそうですが。
この寅さんの最初の作品ではまさに特殊先輩と路上でサシ飲みしているシーンが描かれる。
寅さんの影響を受けシリーズ化された『トラック野郎』でも年中トラック乗りたちが集まる食堂シーンが登場する。
寅さんや一番星(『トラック野郎』の主人公)は特殊先輩に連なるキャラである。それはかつては銀幕のスターであった。
意識高い系の人々が見下す存在がヒーローとして活躍していた。いまでも彼らは社会のなかで活動し続けている。